社長が集まるパーティー#02

婚活パーティーのさくらというか、賑やかしで金曜夜急に呼ばれ、しごとおわり、メイクを全力で行い表参道にむかう

どうやら女の子が遅れているようで、男性が溢れかえっているとのこと

社長さんが集まるパーティーと言うことで、結構期待して参加してみたものの、ギャル男をおっさんにしたような30代後半のおとこばかり

なんかみんなギラギラしとるよー…

なんか成金みたいなおとこって、ギャル男くずれのおっさんのイメージ

とりあえず飲み物頼んで、席に誘導されるとおっさんとギャル男の間に座らせられる

ギラギラ系が質問攻めをしてくるなか、空気を読まずにおっさん42歳(なぜ今回参加しているのか不明)が、

『ねー！きみ何歳？！おれ42歳なんだけど、浮いてない？！』

と、いう答が既に出ている事を質問してくる
間違いなくギャル男崩れの中にいるスーツのおっさんは浮いているが、そんなことも言えず(弱虫)、

『そんなことないですよー(ヾﾉ・∀・｀)

と思ってもないことをかえす(弱虫)

そしたら気分をよくしたようで、永遠に年齢の話を繰り返す
何歳まで恋愛対象か、女は若い方がいいとか、結婚したいとか、キャバ嬢に恋して貢ぎまくったとか、テメーの半生をこちとら聞きに来たわけでは到底ないのですがー！！！！！！！

ともいえず、隣のギャル男と一緒になってうんうんと聞いてあげていると、しびれを切らしたのか隣にいた味方であるはずのギャル男が飲み物をとってくると逃げた

おい！おまえ！おなごを生け贄にするとは何事だ！！！

そして彼は帰ってくることはなかった
うらみーまーすー

失礼のないようにしてくれと運営側に忠告を受けていたので、弱腰の私は永遠にキャバ嬢に恋した40歳のおっさん話を聞いていた。ちーん。

とりあえずパーティーが終わるとのことで、ようやく解放されると思い席を外そうとすると、連絡先を教えろとぶひぶひおっしゃっている

『はい、ラインでいーですか？』
『ラインやってないから、Gmailでいい？！』

おっさんのラインやってない率97.5％ですわ
くそが

みんなやってるからって、やるのもどうかと思うけど、ラインに関してはみんなやっててくれないとこちらがめんどくせー！ですわ

久しぶりにメールアプリを起動し、メール作成
てか、おっさん、アドレスのスペル間違えてるぞ…

わたしがメール送信しているのにも関わらず、今まで一回も話していない女の子に急に声をかけて連絡先を教えろと喚いている

女の子も嫌な顔をしつつ、ラインしてますか？ときいてもしてないから紙にかけと何かのレシートの裏にぺんでかけと渡す

そんな失礼極まりないことをされて、女の子も顔が曇る
苦笑いに顔をすぐにかえた女の子は、私に助けを求めて目を合わせてくるが、私は助ける義理もないので笑顔でかわす。菩薩スマイル。がんばれ、これもまた運命だと諭すように。

その間に逃げて帰路を目指す
今日はただ飯を食べにきたのだといい聞かし

帰り際にパーティーに参加していた女の子とギャル男とエレベーターに乗っていると、これから飲みにいこうと誘ってくる。なぜ、３人で飲みに行かないといけないのか、そのあと３Pでも出来たらラッキーと思っているのか、お前の頭はお花畑かしら。うふふ

雨がふっており、私ではなくもうひとりの女の子の傘に無理やりギャル男ははいり、ラッキーと思いうしろから離れて駅を目指す。

駅までつき、どうやら一緒に傘に入ってた女の子に断られたらしく、わたしにギラギラした視線をむけ、

『さがしたよー！一緒にのみにいこー！』

などと、都合のいい言葉をかけてきて、むか。
お前狙った女にふられたからってこっちにしょーがなくくるのまじで失礼だぞ！と思いをこめて、

『あ、さっきのこ帰っちゃったんですねえ
残念ｗ、お疲れさまでーす☆』

笑顔でふりきってかえりました。

『報告』
今日の連絡先ゲットは、不動産業社長42歳(空気読めないキャバ嬢に恋するちびﾃﾞﾌﾞおっさん)一匹のみ

ひとり参戦
交際費 ０円
使用時間 一時間半

まとめ
ギャル男くずれの社長パーティーには、ギラギラ系とおっさんしかいない、OLには向かないパーティーだった